無事、高校受験を終えたリリィの娘は、受験後の自由を存分に満喫しておりますw。
我慢してた小説の購入、オンラインゲームやSNS、カラオケや友達と遊びに出かけることのセーブ、本人なりにやってたようです。
私からしたら、「もっと勉強してよ!!!」
っていう日々だったようにしか見えなかったもんですが、親からしたら大抵はそのように見えちゃうのかもしれませんね(;^_^A
さて、中学校生活を終えるにあたり、これから「中学入学」を迎えるママさんたちの何かに役に立てばと中学校生活に向けてこれをやっとけばよかったなということを、私目線で書いてみようと思います。
小学校と中学校の違い
自分にとって最初の子供が中学へ上がるときって、自分が中学生だったころと違って親目線でわが子の入学に立ち会うので何とも不思議な気持ちだったのと、ちょっとした緊張感があったものです。
毎年度、一番最初に頭によぎるのは「PTAなりたくないな…」でしたがw
女子の制服がスカートかズボンの選択
さて、小学校では、「クラス担任」=ほぼすべての科目をクラス担任が教えていましたが、中学校になってからは科目別になるのは一般的。
私が住む福岡市も、令和2年度入学生徒から、中学校の制服が一斉に学ラン・セーラー服からブレザータイプに一新され、女の子はスカートかズボンが選べるようになりました。
男の子はズボン、女の子はスカート、という概念をジェンダー問題に向き合った改革だっただろうと思います。
うちの子も「女の子」だけど、小学校六年生の時には「女の子として育てられたから当たり前に制服はスカート」それくらいの感覚が当たり前だろうと思います。
お住まいの学区で制服に選択肢があるのなら、ちょっと親子でお話しする機会をもってもいいかもしれません。
思春期に入っているので、意識して親子での時間を設けることもこれから大事になってきます。このタイミングにお子さんがどういう風に考えてたりするのか、普段聞かない意見や気持ちも聞けるかもしれません。
ちなみにうちの学区では女子生徒でズボンの子、毎年増えてます♪
定期考査
中学校に入ると、小学校6年間の半分の3年で卒業を迎えます。そして子供が自力で乗り越えないといけない進路として最初の人生の分岐点、「高校受験」がやってきます。
高校受験といえば、内申点等の成績。
内申点=提出物や授業態度、定期考査の結果から成り立っています。
小学校は「社会性」「勉強」両方を身に着ける場所でしたが、勉強面では「中学校に備えた基礎の基礎」の部分。中学最初の授業は、小学校の復習から始まるのが一般的なようです。
そして親世代の時よりも、定期考査の回数が減っているのは気のせいでしょうかね…。
昔は、
1学期:(休み明け)実力、中間、期末
2学期:中間、期末
3学期:期末
6回はあった気がするんですが。
娘の学校は、
1学期:(休み明け)実力、期末
2学期:中間、期末
3学期:期末
1学期の中間がなくなってる=学期末考査の試験範囲が広いんです。
それに今の子供たちは学習要領が変わり学習量が増えてるそうで、テスト範囲がとにかく多い!!!
もうこれって塾とか自宅学習とかでしっかり身に着ける何かをやってる前提のテスト範囲のレベルだと思います!
高校受験は中1から?
自治体にもよるようですが、3年間の成績平均を内申点とする地域もあれば、福岡県は中3年1~2学期の成績が内申点とされます。
子供がどういうことが得意ジャンルなのか、子供の特性を少しでも見出したり好きなことを知っておくことはもちろん大事ですし、行きたい高校があればリサーチしてみたりするためにも、早くから学校や塾に、内申点は全期間なのか、3年次なのかなどを確認をしておくことをお勧めします。
そして、先にも書きましたが、小学校で学んだことがベースとなってその続きが中学校での学習になります。
小学校で勉強できなかったから中学校では頑張らなくちゃ!
では通じないのが実際の中学校での学習です。
だから、中学校入学~遅くとも1学期までに小学校での復習を頑張っておくべき!!
これはもう中学入学後に後悔した私のリアルな本音でございます。
課題の多さ!!
日々の宿題と別に出される長期課題、「ワーク」「ドリル」をいつまでにやって提出。
もちろんこれも「提出物」として、内申点評価につながります。
そして小学校でも思ってたけど、字を丁寧に描くとか、ノートの使い方にうるさい先生がいるのも事実ですがそんな先生方の評価がわが子の内申につながるので侮れず・・・。
子供自身が、自分に課すこと、計画を立てて実行できるようになること、これって結構な難題で子育ての永遠のテーマにも等しい気がします。
「いつまで子供に『課題やんなさいよー!!』って言わないといけないんだろ」
と思う親心は、どこでもあるお話。
限られた3年で親ができること
小学校に比べたらほんとに、本当に、ほんっとーーーーーーにアッという間に過ぎていく中学校。定期考査のたびに点数に一喜一憂して、毎回、塾どうする、自宅学習どうする問題にぶち当たるんです。
うちの子は暗記科目が超苦手。社会・英語・国語(漢字)は毎回最後までボロッボロでした。
だけど暗記科目って、本人がやるしかない。
計算したり読み解いたりは反復で身につきやすいけど、暗記はどうしても娘は苦手でした。
中学校の勉強ともなると、私も教えられないことも多くて…というかもう完全に忘れちゃってて。
頼るところは塾とか通信教材になるんですよね。
親ができることは、
子供に少しでも合う学習環境を整える、寄り添って調べること
だと思ってます。これくらいしかしてあげられなくて。
今は昔ほど教師が生徒に深くかかわらない印象があって、ネットの影響とかも大きくなったため、とにかく責任を背負いたくない学校側は、相談するだけ色々と対応できるところは応じてくれる印象があります。
イジメや不登校対応に柔軟に
うちの子も不登校を経験しました、家庭の事情が理由ではありましたが。
それによって、次の学年が高校受験というときだったので、
不登校だった娘の情緒不安の部分から、少しでも学校に行ける理由が増えればと、次の学年でのクラス替えでは仲良しの友達と同じクラスにしてもらうようお願いしたら対応していただけました。
クラス替えとか担任決めとか、自分が子供時代は神の領域的なものでしたが、相談する余地はあるようです。
学校外での学習=塾・通信教育どうする?
いつから塾行ってる?ってよく聞かれるんですけど、もうこれは本気で「今でしょ!」ですよ…早いなんてことは無い!思い立った時が始め時!
なんでかというと、塾のスタイルには子供との相性がある、と考えているからです。
ちなみに、イチがタブレット学習のレビュー記事を書いてくれてるのでこちらも参考にどうぞ♪
だってね、塾って種類があるでしょ?
- タイプ
- 集団授業
- 通塾
- 双方向型オンライン塾(東進のような授業を見聞きするもの等)
- 個別指導
- 通塾
- オンライン家庭教師
- 通信教材
- 集団授業
3年の内申を上げるためにも少しでも早く学力の底上げをしないとって思ってはいたものの、塾探しに時間をかけすぎてしまいました。
集団授業か?個別指導か?
うちの子のは塾探しは中学2年の時から始めて、春季・夏期・冬期講習であちこち体験がてら、通わせてみてましたが、娘の場合はそもそも「集団授業が合わなかった」パターンでした。
分からないところを授業が終わって自分から聞きに行けない子供には集団授業はお勧めしません。
「現時点で授業についていけてない」場合にも、積み重ね科目の英語や数学は特に遡って基礎からやり直す必要があります。ともなると個別のペースでの学習ペースになるので集団授業では「学校に加えて塾でまで後れを取ってしまう」と子供本人のやる気も、ますますそがれてしまうのでお勧めしません。
逆に、「今のところ授業はついていけてるけど受験に備えたい」という場合には集団授業の塾でもいいと思います。
塾を体験するときに確認すること
集団も個別も授業体験をできるところが大変ですが、今の子供たちは習い事を複数もってる子も少なくないです。
個別指導・半個別指導塾
個(1対1)別・半個別(2~4対講師1)指導の場合は、担任制なのか・毎回違う講師なのか、少数受講だからこそ尚更必要なのは、講師との相性だと思います。どういう雰囲気の先生が多いのかとか、そこら辺を聞いてみるといいと思います。
集団授業塾
集団授業の場合は、クラスごとに宿題量が出るはずなので、宿題量がどれくらい出るのか、他の習い事や部活が忙しくてその調整ができるのか、そしてお友達がいるかなどを確認しておくといいと思います。仲いい子がいたりすると通いやすかったりもします。
まとめ
さて、長々とつづってしまいましたが。
中学校へ進学すると定期考査が始まります。この結果や日頃の提出物が高校受験へとつながるので、計画性・自主性も大事になりますが、なかなかそれを伸ばそうというのも難しいところ。
それが塾へ通うことなどにもつながるし、ひいては高校受験への大事なステップともなります。
子供が何が得意で何が不得意か、特に主要五科目の中で足を引っ張る科目を重点的に、そして少しでも早く苦手克服対策を始めることがすごくすごく大事になります。
子供の環境を整えるしか親は手助けができませんが、その手助けがあるのとないのと手は雲泥の差がつくのも中学だと思います。
思春期という、子供の心が大きく変化する年頃にもなっているので親子の衝突も増えるかもしれないけど、変化=不安定なので、一歩引いて包み込んであげられる気持ちだけでももっていたいところですね、あくまでも理想論ですがw
コメント