発達障害は『障害なのか?』①〜大人の発達障害〜

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この間、私的には結構ショック…というか、目からウロコだった事があるので書き留めておこうかと思います。

ただし、先に言っておきますが、本題までがかなり長いです。

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我が子はADHDグレー(未診断)


うちの長男がADHDグレーというのは何度も書いていると思うんだけど


(過去記事▶︎中学生息子のADHDグレーと勉強参照)

ここに来る前までには結構悩んだというか、色々ありました。


今やっと、
言っても言っても出来ないということ。
私と同じような感性を持ち合わせていないということ。
私の『良い』が息子には『良い』でないこと

を理解し、イライラしつつも共同生活を送っている様な感じです。

私の思うADHD

発達障害というのは、特性の程度の問題であって誰しも特性を持っているものだと思っています。
私も、忙しくなると奇行がかなり多くなりますし、気もそぞろがかなり目立ちます。

次男もちょっと落ち着きがないですが、早生まれということもあり、少しの幼さは個性であり彼に関しては定型発達であると思っています。

私自身は、結構理解が深まっていると思っていますが………、やはり他人から「大変だね」とかあーだこーだと言われると「何もわかってないな」とか「理解できないくせに」という気持ちが芽生えます。

でも、私も他の人に関しては理解できてるとも思っていません。

結局、ADHD (グレー)の子を持った親にしかわからない所が必ずあり、子供の見えているものを少しでも理解してあげたいと思いつつも、そもそも自分が同じ様にものを見ることが絶対にできないジレンマを抱えています。

常々、我が子といえど理解できるなんて不可能、私も含めて大多数は理解している気になっているだけだなとは思っているんです。

だって、関わったり育てたとしても数例です。
数例では統計は取れません…

けど、他の人よりは少なくとも、大事な人に関しては理解が進んでいる!と思っていた私が、今回は結構ぶちのめされた出来事がありました。

あぁ、私も心のどこかで高みの見物を決め込んでいたんだな…と思ったのです。

やっと本題

かなり遠回しになりましたが、やっと本題に移ります。

これには理由があります。
できればうっかり知り合いに見つかりたくないからです。

生まれてこの方、ずっと優秀だった子がADHDでした。

このカミングアウトを受けた時、私はびっくりして「ウェッ?!」と奇声を発しました。
色々職場で辛いめにあっている事は知っていたのですが、まさかADHDとは。

相談してくれたのですが、ADHDとしては不注意優先型
大人の女性に多いらしく、多動や衝動のないタイプだそうです。

ADHDについて

  • 面倒臭いが何より勝る
  • 優先順位をつけるのが苦手
  • メールや人にあてる文章を作るのにものすごく時間がかかる、優先順位がつけづらい事で失礼になるのではないか?や自分の基準で文を作って良いのかがわからない
  • 片付けができない、放っておくと床が見えない位に散らかるけど、片付けようという気になれない
  • 今も職場から引き上げてきた荷物が部屋にあるけど、それを見るのも嫌で放置してる。でもやらなきゃいけないっていうことはわかってる
  • 小学生の頃、漢字ドリルとかの単純な宿題が永遠に出来なかった。お母さんに隣で「はいやって」って言われてようやっと出来た位

中でも、私が一番衝撃だったのが

「これ、いっぱい作っておいて」って頼まれてもそのいっぱいがどの位なのかわからない。聞けばいいって思うんだけど、どう聞けばいいか、誰に聞けばいいのかがもうわからない。

でした。

私も、長年長男を見てきて、色々と一緒に対策したりしているんですが、わからないなら⚪︎⚪︎に聞けばいいのでは??思うことって結構あったんですね。

ただ、聞き方から、聞く相手を考察する事から躓いているという考えはなかったです。

聞いていて、え?長男と一緒じゃん!と思うこともあれば、私に当てはまることも結構多くて。

成績も、今までの生活もとにかく周りからの印象が『超優秀』だったこの子だからこそ、これだけ言語化ができるんだなって思いました。

あーうちの子はこんな事をずっと感じていたかと。

だったら、言語化がもっと下手くそなうちの長男は…?
なんだか胸がギューっとなってしまいました。

超優秀さに隠れてしまっていたADHD

その子は、今までずっとそのやりにくさを抱えながらも『優秀』な成績を納めてきました。
住んでいる地域でもかなり上のランクの私立中学校に合格し、そこでも勉強につまづいている様子もなく、生徒会やボランティアなど積極的に参加していたのです。
当然、教員からの評価もすこぶる高かったです。

小さい頃から知っているとはいえ、私も発達障害と思ったことはなかったです。

例えば、部屋の掃除が苦手と聞いた時など、長男と似てるなーと思ったりすることはありましたが、誰しも多少の特性は抱えているものです。
完璧な人間なんていないしね〜といった感じで、ADHDを疑ったこともなかったのです。

割と、発達障害にアンテナを張っている私でこれです。
というか、この子がADHDならば、私もそうだろうなって思いました。
定型発達の次男ですら、多動って言われるのは??と思ったくらい。
少なくとも、私は絶対診断つくなーーーー笑

私は、ADHDは特性であって、治すものでもないので上手く付き合っていかなければいけない。それに、環境を整えるのは必要であると考えています。

だけど、少なくともこの子に関しては、環境を整える事からして困難であるという事がわかりました。
そういう場合ってどうやって折り合いをつけていくべきなのでしょうか?
私も、深く考える出来事でした。

特性は、みんなに多かれ少なかれあるし、特性によって周りがしんどい時もある。
けど、気づいているいないに関わらず、本人にとってが一番、生きていく上で『障害』になるんだなと思いました。

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