過去に3度WISC Ⅳを受けている
上記もある通り、長男は過去3度WISC Ⅳ検査を受けています。
(小2、小4、中1)
ただ、頭においておいていただきたいのは、
3回ともハッキリした結果は出ずにグレーの状態である(親はADHDだと確信している)
言語理解、知覚推理といった、いわゆる地頭は優秀な状態だけれども、ワーキングメモリーが弱い。
周りの人間や本人が気を付けて対策していくしかなく、特に配慮なども得られない。
まぁ、それがADHDグレーっていうところなんですけどね。
→という事で、長男は一見普通。というか、頭の回転が早くて賢そうです。
ですが、優先順位をつけたり、覚えておくという事が苦手であり、指示が3つ以上重なると混乱します。
そして、それが超絶適当で面倒くさがりという感じに見受けられます。
一度は学習障害を疑った位、漢字が苦手
ワーキングメモリーの弱さが学力面にも出てきている…というのは、中学入学後のWISC検査のフィードバックで言われた事。
これについても、ちゃんと1つの記事で書きたいと思いますが(どんどん書くこと増やして、自分で自分の首絞めてる感w)
ひらがなは『お』と『を』、『わ』と『は』、『っ』が『つ』などが小4位までは書き分け微妙でした。
カタカナは、『シ』と『ツ』、『ン』と『ソ』、『リ』と『ソ』など、これ今でも書き分け怪しい。
そうすると、当然といえば当然、漢字は壊滅的。
英語も、単語以前にアルファベットがめちゃくちゃ。都度直すも、一度間違えて覚えてしまった物に関しては、上書き保存が苦手。
ただ、学習障害の子とはやはり違うらしくて、長男の事をよくよくみてくださった先生曰く
「新しい漢字を作ったりするほどの想像力はない」
これ、本当に言いえて妙だな、と思います。
中学に入学後、特性が顕著に現れだす…
そんなこんなで、小3位から本格的に何かあるのでは…?
と思っていたのですが、誰にでも大なり小なり特性はあると思うのです。
それが、中学入学で環境が変わったあたりから顕著に現れだしました。
今までは、親がカバーできていた部分もありますが、中学生になると本人任せ。
成績にもしっかり反映されています。
私は、特性の程度が大きく、その一つ一つに名前がついているのが”発達障害”だと思っていて。
結局、本人がどれだけ苦労するか、周りがどの位苦しむかなのかな…と思うのですが、
長男は、大人になると落ち着くタイプだといわれています。
母としては、今困ってるんだけど!そして、その今が重要なんじゃい!!と思うのですが、私が長く心配していたのは、二次障害が出ることでした。
特に、自己肯定感が低くなる事や自傷行為、犯罪行為は食い止めたいと思っていたのですが、
長男は、能天気で登校拒否とかするほど思い悩まないタイプらしく…笑
いいんだか悪いんだか。ですが、
将来的に他人に迷惑をかけずに本人が幸せに生活できるのなら、今の成績なんかは何でもいいかなーと思っています。
中学生になっても、目も手も離せない
そうなんです。
”普通”という言葉はあまり好きではないですが、あえて言います。
普通、中学生になるとサポートしつつも、目と手を離していく必要があると思います。
というか、自然にそうなると思います。
ただ、うちの長男にはそれができないんです。
本人も特性を理解しています。だけど、コントロールはできない。
今のところ長男に関しては、最初は1から10を説明しながら見せ、やらせ、2回目はべったり見張り、3回目には、最初に戻る…みたいな感じです…笑
大丈夫!と思っても、間違えて覚えていたりするし、こちらが合わせられない時には、勝手に行動するので、見張ってないといけないし、やらせてもいいことについては、最初にきちんと講義をしなくてはならない。
本人も、ダメとわかっていても、やってしまうし、気付いた時には後の祭り。
今のところ、大きな失敗はしていないので、危機感を持っていないのもあると思います。
(しかし、大きな失敗は本当に取返しのつかない失敗になる危険性)
バカなのではないか!!と毎日のように思っていますが、なんだかんだ、頭脳の能力は高いんですよね。
一応、本人の中では色んな見極めもしている。
間違ってる事も多いけど、その間違ってるも”普通”からしたらなので、彼にはわからない。
過保護、過干渉に見えることもあると思うのですが、そんな子供を持つからこそ目も手も離せないっていう、そんな事情を抱えています。
これが、私の持つ環境の1つ。
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